田原総一朗:既得権を崩す「新しい革新」が日本を変える
日本の政治状況を見わたすと、保守しかいなくなったという印象すら受ける。革新の存在がきわめて薄くなり、対立軸がなくなったと私は考えていた。しかし、この考えを改めた。保守の中に「新しい革新」というものがあると思いはじめたのである。
日本の政治状況を見わたすと、保守しかいなくなったという印象すら受ける。革新の存在がきわめて薄くなり、対立軸がなくなったと私は考えていた。しかし、この考えを改めた。保守の中に「新しい革新」というものがあると思いはじめたのである。
再生可能エネルギー政策の見直しが進んでいる。液化天然ガス(LNG)や石油の価格が高止まりする中、現実的なエネルギー政策を追求しなければならない。石炭火力は有力な解答の一つである。
長野県須坂市にある長野刑務所で約1年9カ月の服役を経て「ホリエモン」こと、堀江貴文氏が3月27日に仮釈放された。彼が記者会見の場として選んだのはマスメディアではなく、ネット配信のニコ生だった。
JALとアマゾンはマイルを通じた共同販促に踏み切る。ヤフーとの提携を終了し、「ネット通販の強者」を選んだJAL。ポイント勢力図で先を行く「ANA楽天連合」に対抗できるか。
「タダでもいらない」と言われる日本のスキー場。客離れが進む中、日本スキー場開発はスキー場を次々買収し、再生させている。リストラや追加投資なしに、瀕死のスキー場を蘇らせる秘密とは。
重慶市の象徴とも言える高さ27.5メートルの“解放碑”は、市中心部に位置する渝中区の民族路、民権路、鄒容路の交差点にある。看板の上にある庇の上に若い男が不意に現れた。
われわれは、公式情報の「正しさ」と、その「退屈さ」にうんざりしている。だからこそ、デマや流言飛語や恐怖の言説に飛びつくのだ。リテラシー的には怪しくても、魅力的な情報は心をとらえてしまう。
環太平洋経済連携協定(TPP)は日本の農業を壊滅状態に追い込むのだろうか。この困難な局面は、農業を強くするための大胆な改革を迫っているのでは? むしろ農業の衰退を食い止めるきっかけとすべきかもしれない。
台湾のASUSが日本市場の攻略に頭を悩ませている。格安タブレット投入を決めたが、円安で価格再考を迫られた。編み出した秘策は、マンガ。電子書籍との連携で日本に挑む。
元NHKの報道記者として、奥尻、阪神淡路など多くの被災地報道を担当し、今は放送文化研究所の井上裕之主任研究員は、大震災を現地取材したNHK職員たちに「取材相手とどんな姿勢で、どんなことばを交わしてきたか」を調査した。
私は以前、本コラムで「尖閣諸島の国有化の前に、外務副大臣が中国の戴秉国(たい・へいこく)国務委員に2度会っていた」という内容の記事を書いた。これに対して、信頼する人物から間違いだという指摘を受けた。
首都直下型地震や南海トラフ巨大地震がいつ起こるか分からない日本。インフラの老朽化も問題になっている。短工期、安価でありながら、耐震性能や耐久性能の大幅な向上が図れる「包帯補強」が注目を集めている。
合併から約半年、新日鉄住金が初の中期経営計画を公表した。高炉を休止するが、売上高や利益目標は封印。守りの姿勢が目立つ。韓国のポスコや中国勢を抑えて、逆襲に出る道筋が見えない。
会社に入って数年が経ち、しかるべき職責が与えられるようになると、どうしても避けては通れない道が出てきます。「部下や後輩を叱ること」です。指示したことを実行しなかった、報告や連絡を怠った、手取り足とり教えたことを覚えていない……。本当に部下…
今を時めくIT企業の第一線でバリバリとプログラムを書き、顧客の役に立つ製品やサービスを生み出すソフトウエアエンジニアたち。彼らのように活躍するにはどのようなスキルセットを身に付ければよいのか。
個人が組織のアウトプットを高めるべく、他人や組織内の部署・部門、組織全体と調整を図り、調和している度合いを何と呼ぶ?
安倍晋三首相が正式にTPP交渉参加を表明した。交渉は難航必至だが、懸案が片づき参院選に弾みも。これを機に政権と日本維新の会の距離が一層近づきそうだ。
NHKの堀潤アナウンサーの退職が話題だ。報道がなされるまで堀アナの存在も、退職するまでのいきさつもあまり知らなかったのだが、文科省の方針とは、堀アナのツイートによれば放射性物質の拡散予測システムを指しているらしい。
フランスをはじめEU諸国では、ソフトウェアそれ自体に関する発明は特許を受けることができないというのが原則であり、知的財産権法にも欧州特許条約にもその旨が明記されている。しかしながら、プログラムの基にあるアイデア(アルゴリズム)は著作権で保…
フランスをはじめEU諸国では、ソフトウェアそれ自体に関する発明は特許を受けることができないというのが原則であり、知的財産権法にも欧州特許条約にもその旨が明記されている。しかしながら、プログラムの基にあるアイデア(アルゴリズム)は著作権で保…
「できるだけ安くしていくということは、今まで閉じていた世界を開放していくことだ」。これは米グーグルの盲目のプログラマー、T.Vラマーン氏の言葉です。ラマーン氏はグーグルで年齢や身体の条件に関わらずアクセスできる環境を作り出す「アクセシビリ…